無料ブログはココログ

今日の月

タイドグラフ

« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »

EQDIRECT-USBなんとか完成

EQ6をPCからコントロールする方法は2つ。
1、EQ6→Synscan(PCダイレクトモード)→PC
2、EQ6→EQDIRECT-USBケーブル→PC

接続するだけだったら1で良いのだが、電源を入れるときにSynscanのモードを設定するのが面倒だし、ただでさえゴチャゴチャの配線が余計ややこしくなるので2のケーブルを作ることにした。
とは言っても一筋縄にはいかなかった。
シリアル9ピンをUSBに変換するのだが、いわゆる普通のシリアルUSB変換ケーブル等ではダメみたい。
TTLレベルでの変換が必要とのこと。TTLとは何ぞや?とにかく4本のケーブルを接続すれば良さそうなのだが、何ピンから延びているケーブルをUSBモジュールのGND、TXD、RXDに接続するのか、まーったく分からん。
いろいろ調べてみても埒が明かないので、yamamotoさんGumboさんに助けを求め教えていただいた。お二方とも、苦もなく完成させていて凄い。今振り返ってみるとEQMODのサイトにある回路図をよく見ればわかったのかもい知れないのだが、今回全然分からなかった。

Img_0729
今回パーツはaitendo「USB-TTL変換」アダプターを使用した。ケースが無いものの、価格は500円と財布にやさしい。安いが基盤むき出しなのでどうしようかと思ったが、手持ちの壊れたUSBメモリーを分解してみたら、ちょうど良くケースに収まったのでそれを利用した。
ピンは5本あって、上から3.3V、GND、RxD、TxD、5V。今回はGND、RxD、TxDの3本を使用。
ここからyamamotoさん、Gumboさんに教えていただいた事、シリアルピンとUSB変換アダプターの対応表。
「4,5 = GND  9 = TxD  6 = RxD」

そして完成品。
Img_0730

基盤に厚みがあったので、浮かせる為にホットボンドでカサ増し。販売するわけではないのでこれでいいかな、と。
出来てしまえばあっという間。早速赤道儀に付けてみて動作させてみました。結果は良好。これで起動時のSynscanの設定と、わずらわしいケーブルから開放されました。本家サイトではブルートゥースを使った無線コントロールも実現されていますね。ケーブルって無い方がいいもんなぁ。

M13 M92 M63

風が強かったが、使い始めたばかりのEQMODに慣れたいこともあり星が出ていたので撮影を。

M13
M13_2
撮影鏡:SE250N+パラコア カメラ:EOS Kiss X4(ノーマル)
露出:ISO800 5分×2枚、1分×1枚 トリミング:無し
赤道儀:EQ6Pro ガイド:PHD Guiding/QcamPro3000改・EQMOD

先日のときよりも時間が遅い為、光害の影響が少なく編集が楽だった。やっぱM13はでっかくて迫力がある。星の数がすごく多いんだなぁ。トリミング無しのフルフレームでこの大きさ。今回初めて5分のガイドをしてみた。当初Guidemaster+EQMODでガイドしていたのだが、突如あらぬ方向にガイド星が移動し始めた為、ガイドソフトをPHDに変更。こういう組み合わせ、はたしてどれが良いのかさっぱり分からん。

M92
92

撮影鏡:SE250N+パラコア カメラ:EOS Kiss X4(ノーマル)
露出:ISO800 3分×4枚 トリミング:約80%
赤道儀:EQ6Pro ガイド:PHD Guiding/QcamPro3000改・EQMOD

よつばさんお勧めの球状星団を撮影。M13ほどの大きさは無いもののこちらも見ごたえたっぷり。EOSのファインダーからも普通に見える。しかし肝心の撮影は、風の影響か単なるガイド不良か5分のものは全滅だった。M13はたまたま露出の短い写真も撮ったのだがM92はすべて3分以上だったために中心部が破綻してしまった。やはり1分くらいから段階的に撮る必要があるのだな。

M63
63

撮影鏡:SE250N+パラコア カメラ:EOS Kiss X4(ノーマル)
露出:ISO800 5分×2枚 トリミング:中心部約50%
赤道儀:EQ6Pro ガイド:PHD Guiding/QcamPro3000改・EQMOD

ザラザラなうえに、ガイドズレまくりで星がエライ形になっていますが載せちゃいます。初M63(ひまわり銀河)。さすがに2枚10分で銀河はつらい。ていうか、ガイドが全然駄目。いくら口径があるとはいえ5分ではなんともならない。もっと長いガイドできるようにしなくてはいけないけれど、はたしてそんなこと出来るんだろうか。ヘビーユーザーが物すごい改造しているが、それをやる自身は無いなぁ。

それはそうと今回、3時ごろにCielの動きが突然おかしくなりまともに使えなくなった。天体を導入しようとクリックしても、ウィーンとマウントが少し動くだけでストップ。ホームポジションに戻そうと思っても、おかしな向きでストップ。おそらく「導入」と「同期」を間違えてクリックしたことによる導入不良だったと思うのだが、正確には分からない。それに現在ハンドコントローラーのSynscan経由で接続しているため、再起動しようと思うといちいち面倒。ダイレクトに接続できるケーブルを作成中なのだが、はやいとこ手配したい。
ガイド撮影ってただでさえ難しいのに、ソフトがすべて英語版であることや、夜中でイマイチ思考能力が停止していることなどから、その場ですみやかに問題を解決して撮影を継続することは、私のレベルではなかなか難しい。Ciel+EQMODは凄くよさそうなアプリケーションなので、どんどん使って慣れなくては。

EQMODとM13

EQMODに挑戦してみた。英語ということもあり設定が良く分からない部分は有るものの、導入からガイドまで一応出来ているようなので、ためしにM13を撮影してみた。

M13

M13
撮影鏡:SE250N+パラコア カメラ:EOS Kiss X4(ノーマル)
露出:ISO1600 2分×4枚 トリミング:約90%
赤道儀:EQ6Pro ガイド:Guidemaster/QcamPro3000改・EQMOD

まだ調整するべきところがあり、ガイドが安定しない。しかし、画面を見ながら天体が導入できたり、アライメントが3点だけでなく複数、しかも自由に選択できる点など単純に比較してもSynscanよりも自由度が高く使いやすい。しかも導入精度はSynscanのときよりも正確。現在USBリレーボックスを利用せずにガイドまでしているので、システムがシンプルなのも良い。ガイドポートからのガイディングに比べてレスポンスが悪いようなのだが今日だけでは良く分からなかった。

東北地方太平洋沖地震

このたび地震で被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。
一日でも早く復興されることを心より願っております。

友人がチャリティ活動をしています。少しでも協力できたらと思い、ここに紹介させていただきました。チャリティTシャツを販売しており、売上金額の半分を被災地に寄付されるとのこと。
「モン・レーヴ」

本当に、本当に皆が明るく話せる日に戻ることを願っています。

M51 再修正

M513
先日のM51を再度修正してみた。
昨日よりは少しは銀河が見えてきたような気がするが、それ以上にノイズが・・・。駄目だこりゃ。やり直し。

M51、M3、NGC4565

土曜の夜、天気もそこそこ良く、風が吹いていなかったので撮影。
M51
M513

撮影鏡:SE250N+パラコア カメラ:EOS Kiss X4(ノーマル)
露出:ISO1600 3分×10枚 トリミング:約70%
赤道儀:EQ6Pro ガイド:Guidemaster/QcamPro4000改

一言、難しい。一昨日の記事のM51のほうが銀河が見えているのはどういうこと?
時間は比べ物にならないくらいかかけたのに。空の状態は あまりよくなかったが、それにしても・・・。撮ったどー、と満足いく写真を早く撮ってみたいものだ。

M3
M3

撮影鏡:SE250N+パラコア カメラ:EOS Kiss X4(ノーマル)
露出:ISO1600 2分×6枚 トリミング:無し
赤道儀:EQ6Pro ガイド:Guidemaster/QcamPro4000改

銀河に比べ球状星団は写っているのか、そうでないのかが分かりやすいのが良い。ただ、星それぞれがきちんと分解されているかは別問題だけど。コマコレの感じを見たく、トリミング無し。周辺まできちんと補正されているように思う。

NGC4565
Ngc4565
撮影鏡:SE250N+パラコア カメラ:EOS Kiss X4(ノーマル)
露出:ISO1600 5分×6枚 トリミング:約70%
赤道儀:EQ6Pro ガイド:Guidemaster/QcamPro4000改

ラストは始めてのNGCシリーズ。NGC4565。NGCの中でも写しやすいということで狙ってみた。薄く左右に延びた銀河がきれい。

今回ガイドソフトをPHD Guidingから、Guidemasterに戻した。PHDは使いやすくて好きだったんだけど、なんとなくGuidemasterのほうがガイドがうまく行くような感じがして。おそらくPHDのパラメータの設定値が私の環境に合っていないのだろう。あと、初めて使ったガイドソフトがGuidemasteなのでなんとなく使いやすいと思い込んでいるだけなのかも?とはいっても10分までのガイドしかしていないが。ガイドカメラのQcamPro4000がもう少し感度が高かったら言うこと無いんだけどなぁ。

風強し

M51_filtered
撮影鏡:SE250N+パラコア カメラ:EOS Kiss X4(ノーマル) トリミング
露出:ISO1600 3分×1枚
赤道儀:EQ6Pro ガイド:PHD Guiding/QcamPro4000改

昨晩撮影したものの、風のせいでブレまくり。全滅だったけど、何もしないのは悔しいので中でも一番ぶれていなかったものを加工。
PHD Guidingのグラフがめちゃくちゃガタガタ。こんなんでガイドできているわけ無い。まぁ、あれだけ風の中なのでパラメーターをいじろうと改善は見込めないんだろうが、

« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »