M13 M92 M63
風が強かったが、使い始めたばかりのEQMODに慣れたいこともあり星が出ていたので撮影を。
M13
撮影鏡:SE250N+パラコア カメラ:EOS Kiss X4(ノーマル)
露出:ISO800 5分×2枚、1分×1枚 トリミング:無し
赤道儀:EQ6Pro ガイド:PHD Guiding/QcamPro3000改・EQMOD
先日のときよりも時間が遅い為、光害の影響が少なく編集が楽だった。やっぱM13はでっかくて迫力がある。星の数がすごく多いんだなぁ。トリミング無しのフルフレームでこの大きさ。今回初めて5分のガイドをしてみた。当初Guidemaster+EQMODでガイドしていたのだが、突如あらぬ方向にガイド星が移動し始めた為、ガイドソフトをPHDに変更。こういう組み合わせ、はたしてどれが良いのかさっぱり分からん。
M92
撮影鏡:SE250N+パラコア カメラ:EOS Kiss X4(ノーマル)
露出:ISO800 3分×4枚 トリミング:約80%
赤道儀:EQ6Pro ガイド:PHD Guiding/QcamPro3000改・EQMOD
よつばさんお勧めの球状星団を撮影。M13ほどの大きさは無いもののこちらも見ごたえたっぷり。EOSのファインダーからも普通に見える。しかし肝心の撮影は、風の影響か単なるガイド不良か5分のものは全滅だった。M13はたまたま露出の短い写真も撮ったのだがM92はすべて3分以上だったために中心部が破綻してしまった。やはり1分くらいから段階的に撮る必要があるのだな。
M63
撮影鏡:SE250N+パラコア カメラ:EOS Kiss X4(ノーマル)
露出:ISO800 5分×2枚 トリミング:中心部約50%
赤道儀:EQ6Pro ガイド:PHD Guiding/QcamPro3000改・EQMOD
ザラザラなうえに、ガイドズレまくりで星がエライ形になっていますが載せちゃいます。初M63(ひまわり銀河)。さすがに2枚10分で銀河はつらい。ていうか、ガイドが全然駄目。いくら口径があるとはいえ5分ではなんともならない。もっと長いガイドできるようにしなくてはいけないけれど、はたしてそんなこと出来るんだろうか。ヘビーユーザーが物すごい改造しているが、それをやる自身は無いなぁ。
それはそうと今回、3時ごろにCielの動きが突然おかしくなりまともに使えなくなった。天体を導入しようとクリックしても、ウィーンとマウントが少し動くだけでストップ。ホームポジションに戻そうと思っても、おかしな向きでストップ。おそらく「導入」と「同期」を間違えてクリックしたことによる導入不良だったと思うのだが、正確には分からない。それに現在ハンドコントローラーのSynscan経由で接続しているため、再起動しようと思うといちいち面倒。ダイレクトに接続できるケーブルを作成中なのだが、はやいとこ手配したい。
ガイド撮影ってただでさえ難しいのに、ソフトがすべて英語版であることや、夜中でイマイチ思考能力が停止していることなどから、その場ですみやかに問題を解決して撮影を継続することは、私のレベルではなかなか難しい。Ciel+EQMODは凄くよさそうなアプリケーションなので、どんどん使って慣れなくては。
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コメント
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こんばんは、M92撮影しておられたんですね。M13に比べ小型ですが、私のお気に入りなのです。おっしゃる通り球状星団は中心部の表現が難しいですよね。段階的に撮影するのが正解なのでしょう。私は今週末出撃予定です。参考にさせてもらいます。
M63も腕の濃淡が結構わかります。派手さはないですが面白そうな対象ですね。
投稿: よつば | 2011年3月27日 (日) 21時03分
こんばんはです。
M92は昨日よつばさんから教えていただいてから撮影しました。M5もまだ撮影したことが無いので、次回挑戦してみたいと思います。
今週末行くのですか。晴れるといいですね。今週末も新月期ですものね。私も初遠征しようかどうか迷っています。
投稿: ugali | 2011年3月27日 (日) 22時23分