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タイドグラフ

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EQ6ProのPEC設定  1

先日の赤緯軸調整ごPECを設定したのをまとめてみた。間違っていたらご指摘願いたい。

ガイドソフトはPHD Guiding。そして赤道儀のガイド修正の動作などの設定(パルスモーター速度、PEC等)をEQASCOMで。
EQASCOMのピリオディックエラーコレクション(以下PEC)機能を使用して、PEを補正する。
まず最初にEQ6でガイド撮影をするようにセッティング。撮影鏡はSE250だと大きくて大変なので、SE120にした。CartesDu Cielで天の赤道付近の星を導入しておく。Webカメラをセットし、ガイド星を導入した状態に。

1、Perecorderを起動
2
Perecorderは、EQASCOM専用に開発されたプログラム。簡単にEQ6ProのPE計測、Webカムなどガイドカメラのピクセルサイズ計測などを一挙にやってくれ、なおかつPECPRrep用のTXTファイルを作成してくれるアプリ。

ウォームギア1週8分×6回転。1時間ほどPerecorderでPE補正量を記録。ギザギザ折れ線グラフが出来上がる。この上下動が激しいということはウォームギアなどの偏芯が有るということ?(だと思う)。心臓に悪いこのグラフを元にPECデータを作成する。
PECPrep用テキストデータ作成、保存。ファイル名と保存場所を覚えておく。

2、PECPrepの起動
3
Perecorderの書き出したファイルを読み込む。すると先ほどの折れ線グラフが読み込まれる。ウォームギアの偏芯、ノイズなどさまざまな事柄が表示される。細かな設定はあるのだが、ひとまずAutoFilterボタンをクリック。

すると1で計測されたPEを補正するグラフから、なだらかな曲線で描かたPECデータが作られる。これをEQASCOMのPECとしてファイルをTXTで書き出す。こちらもファイル名と保存場所を覚えておく。

3、EQASCOMにPECPrepで作ったPECファイルを読み込む

これでPEが補正される(はず)。

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コメント

はじめまして Gumboさんのブログからやってきました。昨年からEQMOD使っていますがこんな機能があったんですね。英語が弱くいまいち使いこなせていませんでした。今、ベランダでSEⅡを弄っていますが、そろそろ遠征デビューも考えています。今後も参考にさせていただきます。

のんかさん、コメント有難うございます。以前Gumboさんのブログにケーブルの件で質問させてもらった際は、回答有難うございました。
私も英語が得意というわけでは有りません。だからすごく手探り状態です。間違っているかもしれませんので、気づいたことが有りましたらご指摘くださいね。
私も先日初めて遠征してきました。結果はイマイチでしたが、勉強になったことが沢山あり、行ってよかったと思っています。のんかさんも良い遠征デビュー出来るといいですね(^-^)

 さすがはEQ6ですね。私のは下位クラスのSEIIなので、ピリオディックモーションは±30秒角ほどありました。(PECしてやっと±18秒角)

GumboさんがSEIIで長焦点のガイドを成功させているってのを改めてすごいことだなぁとおもいました。果たしてこの状態でどの程度ガイドしてくれるのか早く試してみたいです。
何秒角という表現、私には難しく良く分からないんですよ。小さいほうが良いということはわかるんですが。いま勉強中です。

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