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ガイド鏡を変更してみた

最近全然撮影していませんが、機材いじりは継続してます。
本日はガイド鏡を。
今までのガイド鏡だと、焦点距離、f値の暗さ、ガイドカメラQcam9000が感度が低いこと、CMOSサイズなど様々な理由からガイド星を探すのが大変でした。
そこでヤフオクにて現状よりも少し焦点距離の短い小さな望遠鏡(格安500円!)を落札してみました。

Img_1582

上:旧ガイド鏡 口径60mm、焦点距離420mm、f7
下:新ガイド鏡 口径50mm、焦点距離300mm、f6
新、旧ともにドローチューブ強度を増すため固定ネジを追加してます。

Img_1586

新ガイド鏡とガイドマウントを合体。口径が小さいのでガバガバですが、撮影鏡筒に合わせて交換できるのでガイドマントは以前のままです。

Img_1588

SE120に載せてみました。
自作レデューサーNo.4で517mm、No.5で490mmなので、300mmで十分過ぎるくらいですね。ファインダーを改造してガイド今日にされている方も見かけますが、凄くよさそうなので、いつかチャレンジしてみたいです。SE250Nでガイド撮影するときにこんな小さいガイド鏡で大丈夫なのか?と当初心配したけど、こんなんでも結構良い働きをしてくれました。なので、今回も格安鏡筒ではありますが期待しています。焦点距離が300mm、f6ということで、少しはガイド星探しが楽になってくれると良いのですが。

あ、ちなみにこのガイド鏡、もともとはこんな感じでした。望遠鏡以外の部品は、旧ガイド鏡とまったく同じ物?と言っていいような感じです。製造メーカーが同じなんでしょうか。Bouenkyo_2

自作レデューサー クローズアップレンズNo.5使用可能の件

おととい、KenkoクローズアップレンズNo.5を使用不可と書きましたが何とか使用可能でした。昨日のテスト画像は以下の方法で取り付け、撮影しています。

Img_1512

↑Tアダプターの小イモネジ(赤矢印)を3本緩め、内側のリングを外します。そうすると、カメラ側のリングの内側にあるネジ山が見えます。

Img_1514

↑青矢印の部分にクローズアップレンズNo.5を、ねじ込みます。ネジピッチ、径が同じでした。そうして合体したものが↓

Img_1517

そこに昨日外したクローズアップレンズNo.4の抜けリングを装着し2インチバレルとして使用します。クローズアップレンズ49mmのセル外径が、ほとんど2インチサイズです。私の買ったNo.4のセルは、SE120の2インチドローチューブに本当にビチビチのサイズでしたので、ペーパーで若干削りました。SE250Nの2インチ接眼部には普通スッとに入りました。そしてドローチューブに入れると、No.5のセルがほんの少し大きいらしく、ちょうどピッタリのところで止まります。
2インチドローチューブに挿入したところは↓こんな感じ。ドローチューブパーツを望遠鏡から外してます。

Img_1521

いちおうこれで取り付け可能です。そして昨日撮影したようにフォーカスも出ます。ノーマルよりも少し縮めたところで合焦する感じです。

レデューサーテスト

完成したレデューサーを使用して撮影してみました。SE120の口径は8センチに絞ってます。M31ですが、さすがにテストとはいえ、もう少し露出をかければよかった(^-^;。おおよそのサイズを白枠で書いてみました。一番外がNo.5、真ん中がNo.4、一番内側がノーマルです。

M31_test

計算で出してみるとクローズアップレンズの合成各焦点距離は以下のようになりました。
No.4 517mm 0.86倍 f6.45
No.5 490mm 0.81倍 f6.125

それぞれの四隅、中心の抜出は次のような感じです。

○標準
Photo

○No.4 レデューサー
4

○No.5 レデューサー
5

こうして拡大してみると、自作レデューサーの割に星像は崩れてい ない気がしてます。SE120での相性がわからなかったので、ちょっと安心しました。No.5は横に伸びて、ちょっとクリオネみたいになってます。どうしても視野を広げたいときはNo.5、視野よりも星像を重視したい時 はNo.4など、使い方を考えたほうがいいかもしれません。No.5は、ノートリミングは無理だけども、No.4辺りまでのトリミングで何とか使用できるのでは・・・?。う~ん、無理かなぁ。悩むところです。
No.4を使用するのがやはり良いのかもしれません。今まではノーマルで、しかもトリミングをしていた状況を考えると、No.4レデューサーを使用し、ノーマルサイズまでトリミングするのでもだいぶ視野は広がりますから、十分といえば十分なんですけどね。

レデューサー自作してみた

昨日の口径絞りに続き工作を。今回はレデューサーです。アイベルさんでもレデューサーをSE120用に販売されている。しかし、価格が26000円也。鏡筒とほぼ同じ価格のレンズってどうなの?という気がしていまいち乗り気がしません。
そうするとやはり自作しかないのかな、というところです。「自作レデューサー」で検索すると結構皆さん試行錯誤されているようですね。良い結果だという方もいれば、そうでない方も。

ということで、ひとまず用品を購入してみた。
・Kenko クローズアップレンズ 49mm No.4、No.5の2種類。
・Kenko Tアダプター EOS用

No.4は0.8倍くらい、No.5で、0.7倍くらいになるそうです。合成焦点距離の計算式もあるようですが難しそうなので、作ってみて撮像から測ってみます。

No.4は、あっという間に完成。固定リングを外すのはノギスを使用。Tアダプターと、クローズアップレンズの隙間は黒い紙を巻きました。左がNo.4を入れたTアダプター。レンズの向きはカメラ側が凹、対物レンズ側が凸。
Img_1503

 

次に、No.5と思いきや、レンズの厚みさがあり、Tアダプターの中に納まりきりませんでした・・・。なるほど、こういう罠があったんですね。No.5をTアダプターに固定するには、接着剤などで固定するしかなさそうです。

ひとまずNo.4で撮影してみることにします。

SE120のハロを減少させられるのか?

本当はひとっ飛びにアポ鏡筒に行ってしまいたいのですがなかなか厳しいので、懲りずにSE120で撮影をしたいと思ってます。ご承知のように、SE120にはハロ(青・紫)が強烈に出ます。そのハロを無くすために先日Astronomy toolを購入したんだけど、やはり撮影時にできる限りハロが“少なくなる”ようにしたい。そこで、眼視のときに口径を絞ると色にじみが少なくなるので、それを撮影で使えないか試してみた。口径が小さくなることによって分解能は下がってしまうけど、それよりもハロ減少のほうが恩恵を得られるのでは?と思っています。フリンジキラー・フィルター購入で大分減少するのは分かってるんだけど、紙を切り抜くだけ(0円)なのでまずはこちらから試してみることに。

合成紙(濡れてもシワにならない紙)をサークルカッターで切り抜いたものを黒のマジックで塗っただけ。それを対物レンズの前に置き、口径を120mmから、100mm、80mmに絞ってみます。写真の中の左が100mm、右が80mm。
Img_1499

ちなみにSE120標準は、
口径120mm・・・600mm÷120mm=f5
      ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
1、口径100㎜・・・600mm÷100mm=f6
2、口径約80㎜・・・600mm÷800mm=f7.5

さてどうなるでしょうか。
わし座のアルタイルが明るかったのでこちらでテスト撮影してみました。

まずは標準の120mmから。ISO6400 15秒をレベル補正。120
ハロ出てます。露出が短いし、1枚だからか思っていたほどハロが出いてないが、やっぱりハロはでますね。

次に100mmを試してみました。ISO6400、20秒をレベル補正。
100
やっぱりハロ出てますが、少しおとなしくなったかな。

最後に80mm。ISO6400、25秒をレベル補正。
80

完全になくなったわけではないけど、だいぶ少なくなった。その分暗くなり露出時間は長くなるんだけど。

比較に写真の左上の部分を抜き出したものがこの写真。Kakudai
露出時間が口径の大きいほうから15秒、20秒、25秒と長くなる為、だんだん星が流れてます。レベル補正の差が有りますが、口径が小さくなるに従いハロも減少しています。これだけ減るのであれば十分かなぁ、と。

まとめ
ハロが減って欲しくて試してみたが、想像以上にハロが減少して正直驚きました。想像では、「全然ハロ減らないじゃん」だったんですけどね。
長時間露光や、コンポジットした段階でもっとハロが出てきちゃうかもなので、実際にはきちんと撮影してみないとわかんないですが。ひとまず絞らないよりは絞る方が全然良かったです。

Astronomy Tool、凄そうな予感

よつばさんのブログにて教えていただいた「Astronomy Tool」を早速購入してみた。正規サイトのこちらよりオンライン購入。21ドル95セント。日本円で1700円程。このPhotosopアクションツール、想像以上でびっくりしました。試しに過去に撮ったM42と、M81、82を加工してみました。突っ込みどころ満載だとは思いますが、参考のために掲載します。どちらも撮影鏡筒はSE120(F5)。そのままだと青ハロ全開。

まずM42。
Reduce Small Blue/Violet Halos」青ハロを除去するツール、Enhance DSO and Reduce Stars」ガスなどの天体を強調し、星を小さくするツールなどを使用。他にもたくさんツールありあります多すぎて一度にテストは無理です。すると、なんとNGC1997が浮き出てきたではありませんか。これには驚きました。私の撮像にこんな光が隠れていたとは。M42も白飛びしてしまった部分はありますが、だいぶ細かな部分が浮き出てきました。元が元なだけに多くは期待できませんが、SE120+無改造カメラ(NikonD90)でここまで移れば十分だと思いました。

M42_11432

次にM81,82です。
こちらもまず青ハロ除去のReduce Small Blue/Violet Halos」、次に「Local Contrast Enhancement」これは弱いコントラストの強調(直訳ですみません)を使用しました。

81_822_2こちらが今回加工した画像

81_82_3こちらが元画像

青ハロが消え、銀河部分がほんの少しですが明るくなっています。銀河部分の階調が落ちているのでコントラストアップされてるのかな。

青ハロ本命で購入したAstronomy Toolですが、その他一般の天体画像修正に大いに活躍しそうです。すごく多くのアクションがあるので、慣れるのに時間がかかりそう。あと思ったのは、いくら青ハロが除去されたとしてもSE120の色収差による星のボテ感はどうしようもないということ。やはりきちんと撮影用に作られた鏡筒を使用しなければいけませんね。

久しぶりのサーフィン

Pa100096

大阪の知人から伊良湖に来ているとの連絡が有り久々のサーフィンに行ってきました。ポイントは全日です。写真は名物男(?)のHちゃん。御年61歳、サーフィン歴約40年!私の生まれたころからサーフィンをしてるんですねぇ。日本でサーフィンがやられるようになったのが1960年代といいますから、まさに日本のサーフィンをずっと見てきた人ですね。
私はといえば、相変わらず波に遊ばれているわけです。久しぶりのサフィンでパド筋が完全に落ちてます・・・。入り始めて初めのころに数本乗れました。しかも最初の1本は、奇跡的に横にライディングすることができました。8月ごろまで少~しずつ蓄積された感覚が残っていくれていたようです。しかし、やはりパド筋の衰えの影響は大きく、その後はなかなか乗れませんでした。

ショックアブソーバー交換

Img_1484

ちょっと前になるが、ランクル77のショックを交換した。車検のときにNAVICさんでリアショックの中古(ランチョ9000X)を付けていただいたときに、今までつけていたショックが抜けていることが判明。77は中古で購入したため、前オーナーが交換して何キロ走行したかわからない。そこで、かねてから乗り心地が硬すぎる気がしていたのも有り、フロントショックを交換した。
選んだのはランチョ9000XL。NAVICさんによると、ランクル77は前後リーフサスのため、現在のガスショックは相性が悪く、オイルショックのほうが良いらしい。ガスだと高反発で硬い印象になってしまうとのこと。サスって乗り手の好みで随分感じ方は違ってくるとは思うが、私としてはやわらかめが希望だったので、迷わずオイルショックに。同じオイルショックのプロコンプES3000が安いので迷ったが、色々と調節できる方が良いだろうと言う事で9000XLに。製品ムラが多く、早くに抜けてしまうものもあるそうなので、それが気になる。

今回ショックを新調するにあたり、ショックの取り付け方法をステムタイプからループタイプに変更した。こうすることでショックの動きの自由度が増し、よく動くようになる、とのことです。

Img_1485

ランチョ9000XLは1~9まで硬さを調整つ出来る。慣らしが必要だとのことで現在は一番柔らかな1番。ちなみにリアも1。段差を乗り越えるときの車内に伝わるショックはこれでようやく普通の車っぽい感じというか。カーブ曲がるときのロールも有るけど、リーフがしっかりしてるから全然OKなんだけどなぁ。慣らしが終了したら色々調節してみたい。

SP赤道儀+プレートホルダーSX

まきのさんからSP赤道儀についてご質問をいただきましたのでまとめてみました。
SP赤道儀は鏡筒の搭載方法は、現在主流のアリ溝方式とは違います。赤道儀側に支えるプレートがあり、鏡筒バンドにネジがついており、それを締めこむことでプレートを鏡筒に押さえつけるような形で固定する。↓がそのプレート。

Img_1481

このプレートの下に、台形のブロックがボルトで止まっています。このブロックを取り外し、ビクセンのプレートホルダーSXに固定します(写真下)プレートホルダーSXは中心部に4つ穴が開いていて、そのうち2つがブロックの穴に対応しています。

Img_1467

六角レンチが刺さっているボルトでブロックを固定しています。
これをはめて固定すると↓このようになります。

Img_1468

これで終了。

Img_1469

ためしにSE120Sを載せてみました。最近この組み合わせで使うことはしていませんが、お気軽観望にはちょうど良いかもしれません。重要的にSE120Sが限界かな。

Img_1471

ちなみに三脚の付け根に水準器付けてます。こんなんでも結構役に立ちます。SP赤道儀で不満なのは水平微動が出来ないことですかね。極軸を合わせるときに微動ができればなぁと思うことが有ります。

羽田祭り 本番2

Img_2568

次々に神社周辺の町内の方たちが乱玉、大筒、手筒を上げていきます。空も暗くなり益々祭りはヒートアップ。

ようやくわれわれの番が回ってきました。

Img_2571

手筒はまず地面に横倒しにした状態で火をつけます。このときが一番緊張する時かもしれない。火をつけちゃえば、もう腹を決めて出すしかない。

Img_2574

火が安定した人から順に手筒花火を持ち、決めの姿勢へ移動します。

Img_2605

火薬はだんだん強くなり、最後のハネにむかって最強に。

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手筒花火の最後はハネという火薬に火が回り、ドーンッという爆音と共に手筒が思い切り上に持ち上げられます。火の中にある人影見えるかな?このときに絶対に手を離してはいけません。筒が飛んでいかないように渾身の力をこめて筒を握ります。

と、こんな感じの羽田祭り。
今年は、羽田祭りに参加した全ての参加者で何事もなく済んだようで一安心。

羽田祭り 本番1

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お祭りの始まり。まずは子供たちの獅子舞から。トントントンの太鼓に合わせて子供たちがピョンピョン。

Img_1434

その後、町内をお神輿で練り歩きます。
実はこのおみこしには花火を載せています。二人が囲んでいる中心部に見えるものがそうです。これは「乱玉」という花火。
ことしはまず乱玉を出し、そのあとで手筒。

Img_1452

まだ明るい時間なので、あまり綺麗じゃないかも。乱玉が終了したら、いよいよ手筒です。

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