レデューサー自作してみた
昨日の口径絞りに続き工作を。今回はレデューサーです。アイベルさんでもレデューサーをSE120用に販売されている。しかし、価格が26000円也。鏡筒とほぼ同じ価格のレンズってどうなの?という気がしていまいち乗り気がしません。
そうするとやはり自作しかないのかな、というところです。「自作レデューサー」で検索すると結構皆さん試行錯誤されているようですね。良い結果だという方もいれば、そうでない方も。
ということで、ひとまず用品を購入してみた。
・Kenko クローズアップレンズ 49mm No.4、No.5の2種類。
・Kenko Tアダプター EOS用
No.4は0.8倍くらい、No.5で、0.7倍くらいになるそうです。合成焦点距離の計算式もあるようですが難しそうなので、作ってみて撮像から測ってみます。
No.4は、あっという間に完成。固定リングを外すのはノギスを使用。Tアダプターと、クローズアップレンズの隙間は黒い紙を巻きました。左がNo.4を入れたTアダプター。レンズの向きはカメラ側が凹、対物レンズ側が凸。
次に、No.5と思いきや、レンズの厚みさがあり、Tアダプターの中に納まりきりませんでした・・・。なるほど、こういう罠があったんですね。No.5をTアダプターに固定するには、接着剤などで固定するしかなさそうです。
ひとまずNo.4で撮影してみることにします。
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コメント
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こんばんはugaliさん。
そうなんですよね、レデューサーって見た目たいしたことないのにやたら高価なんですよね。私も同じようにレデューサーをクローズアップレンズで作ろうとしたのですが、レンズの固定やスケアリングで失敗しそうな気がしてあきらめてしまいました。
でも、ugaliさんの写真を見るとNO4の方は何の問題もなく作れそうですね~。SE200Nにも使えそうなら私も作ってみようかなと思います。
投稿: よつば | 2011年10月18日 (火) 00時08分
おはようございます。
スケアリング・・・、全く考えていなかったです。
あと、レデューサーっていうのは反射望遠鏡にも使えるんですかね?私は勝手に、画像周辺の星像を点に写すための補正レンズとして、レデューサーが屈折用、コマコレクターが反射用、みたいな感覚でおりました。焦点を短くしようと思ったら、レデューサーしかないですよね。いろいろ検索すると、このタイプの自作レデューサーを、焦点距離を短縮する意味ではなく、星像改善で反射望遠鏡に利用している方もいらっしゃいますね。
せっかくなので私もSE250Nで試してみようかしら。そうすればSE250Nが1000mm位になり、微妙ではありますが視野が広がりますし。星像がどうなるか、というのは不明ですけど。SE250Nでの利用はまたレポートしますね。
投稿: ugali | 2011年10月18日 (火) 09時06分