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SP赤道儀+プレートホルダーSX

まきのさんからSP赤道儀についてご質問をいただきましたのでまとめてみました。
SP赤道儀は鏡筒の搭載方法は、現在主流のアリ溝方式とは違います。赤道儀側に支えるプレートがあり、鏡筒バンドにネジがついており、それを締めこむことでプレートを鏡筒に押さえつけるような形で固定する。↓がそのプレート。

Img_1481

このプレートの下に、台形のブロックがボルトで止まっています。このブロックを取り外し、ビクセンのプレートホルダーSXに固定します(写真下)プレートホルダーSXは中心部に4つ穴が開いていて、そのうち2つがブロックの穴に対応しています。

Img_1467

六角レンチが刺さっているボルトでブロックを固定しています。
これをはめて固定すると↓このようになります。

Img_1468

これで終了。

Img_1469

ためしにSE120Sを載せてみました。最近この組み合わせで使うことはしていませんが、お気軽観望にはちょうど良いかもしれません。重要的にSE120Sが限界かな。

Img_1471

ちなみに三脚の付け根に水準器付けてます。こんなんでも結構役に立ちます。SP赤道儀で不満なのは水平微動が出来ないことですかね。極軸を合わせるときに微動ができればなぁと思うことが有ります。

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天体機材」カテゴリの記事

コメント

ugaliさま
さっそくSP赤道儀の記事を載せていただきありがとうございます!
写真で見るとさらによく理解できますね。私もやってみるつもりです。

SP赤道儀は極軸望遠鏡などの使い勝手がいまいちなのかもしれませんが、
私は眼視中心ですから問題ないと思っています。
そういえば中学生の頃は、汎用プレートに雲台とガイドスコープを付け、
目視と手動ガイドで星野撮影したこともありますが、
当時はフィルム撮影(モノクロのトライXフィルム)でしたから、
今では問題にならないようなものしか撮れませんでした。
水素だか窒素で増感する方法もありましたよね。
古いことばかり言ってすみません。

まきのさん、こんばんは。
つたない説明では有りますが、ご理解いただければ嬉しいです。画像で説明されると分かりやすいですよね。

トライX、私も使用してました。水素や窒素はやったこと有りませんでしたが、現像時間を延ばして増感するとかしました。と言っても、月しか撮ったことは有りませんでした。そのころ私はまだ子供でしたので、ガイド撮影は憧れでしたね。眼視では木星や土星、月などを見てワクワクしていました。なんか懐かしいですね。

昔の機材を復活させるのもまた楽しいですよね。SP赤道儀可愛がってあげてください。

こんばんはugaliさん。
う~、SPの無駄のないスマートなデザインたまりません!恥ずかしながら実物は見たことがないのですが青っぽい色だったんですね。あの頃の赤道儀といえばARやP-2、90s、ニューポラリス見たいなオーソドックスなデザインのものが多かったですよね。マークXやEM-1、スーパーノバ見たいなちょっと変わったものもありましたが。SPの写真をを見ていると古き良き時代(?)が思い出されます。
 

おはようございます。
SPは無駄は無いんですけど、大事な精度もどこかに忘れてきてしまったようです(汗)クランプゆるめてあっちこっち軽~く動かせるんで、文字通りお気軽観望はバッチリです。
確かに古き良き時代感はありますね。EQ6と比べるとメチャクチャ軽いしコンパクトだから、ポタ赤のような気持ちになれます。実際三脚を切断し、星野撮影ように改造してます。三脚を切断した段階で、屈折望遠鏡を載せると非常に見にくくなってしまいましたけどね。

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