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今日の月

タイドグラフ

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エンジンガラガラ

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1月26.27日の大寒波まっただ中の北陸を走ってる時のことです。突然エンジン内からギャー、とかガラガラーという音が。
なんだなんだ?ということで停車。エンジンルームを見てみてもよくわからない。また走り始めるとまたしばらくしてガラガラーっと。でも今度はすぐ音が消えまして。
訳が分からずNAVICへ電話。とりあえず冷却水とオイルの量、ベルトの緩みを見てみて~、というのでチェックするも特に悪い部分はなさそう。音も消えたことだしちょっと走ってみようと走ってみると、音が全然しない。一体なんだったんだろう・・・。

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結局それ以降音は出ることなく無事帰宅したわけですが、そのごNAVICで観てもらったところ、氷がエンジンルーム内に転がり込んでベルトに挟まってしまい音が出たんじゃないかなぁ、ということでした。ベルトの張り具合を調整していただきました。

ガイド鏡 ver3

先日三基光学館へ出向いた折、店長さんにゆっくりお話を伺うことができ、ガイド鏡に関してとても参考になるお話を教えていただきました。以下の3点です。

  1. ガイド鏡の焦点距離は撮影鏡の2/3程度が目安
  2. ガイド鏡はシャープな鏡筒(アポクロマート等)の方が良い
  3. ドーム内などの外乱を受けにくい環境にある大型赤道儀の方がガイド鏡焦点距離は短くて済む。

1について。
ガイド鏡の焦点距離が撮影鏡の2/3程度あると、ガイディングソフトのパラメーターに余裕が出る。結果として安定してガイド可能になるようです。ただパラーメータを調整することで短い焦点距離でも何とかいけるのかな、とも仰ってました。

2について
星像がシャープだと、星がちょっとずれた時にガイドソフトがそのズレに気付くことができる為、ガイドソフトの反応が良いということのようです。逆にぼやけた星像でガイドしていると星の中心が分かりにくいため、ガイドソフトも迷ってしまい、シャープな写真が撮れない。あと、焦点距離が短く鏡筒でもアポクロマートなどの場合バローレンズを入れても星像が甘くなりにくいので、短めのガイド鏡でもバローで対応可能であること。アクロマートにバローレンズを入れた場合、暗くなり星像が甘くなる為、ガイドに不安が残る。

3について
遠征などで撮影する場合、中型赤道儀等で撮影するわけですが、当然風などの影響をうけますよね。そういった場合は短焦点ガイド鏡だとガイド失敗の確率が高まる、とのことでした。逆にドームなどに設置されている高性能赤道儀などの場合は外乱を考えなくて良いため、ガイド鏡は短めでも良いとのこと。

あまりこうして直に話を聞ける機会というのは無いので凄く参考になったわけです。
じゃはBORG鏡筒お買い上げとは残念ながら行きませんでした。いえ行きたくても行けませんでした(涙)。10分ほど悩んだ挙句、三基さんにありました国産の古いアクロマート(メーカー不明)を入手してしまったのでした。全然店長さんのいうこと聞いてないじゃん!というツッコミが聞こえてきます。↓が購入した鏡筒。
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すでにガイドマウントに装着してあります。購入時は鏡筒のみです。店長さんの勧めを無視する形になってしまったわけですが、完全に無視したわけではありません。今まで使用してきたガイド鏡とは比べ物にならないくらいしっかりしております。対物レンズも接眼部も。今までのプラスチック鏡筒と違い、金属でできており、がっちりしているのでたわみ等は無いと思います。そういいう意味で少し進化している、はずです。

GINJIに載せるとこんな感じ。
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軽くテストしてみました。
以前のガイド鏡と同口径・同焦点距離のアクロマートですが、シャープさは過去の2本と比べると明らかにシャープでした。アポと比べたら色はついてます。過去のガイド鏡との比較では間違いなく進歩してます。あと接眼部のガッチリ感は安心できました。31.7mmが使えるのも良いです。古いのは2本とも25.4mmでした。
試しにアイピースを付けて覗いてみました。シリウスはいかにもアクロマートといった感じの見え方。結構綺麗。木星の縞もちゃんと見えました。4mmアイピース(105倍)でもそこそこ破たんせずに見えたのは驚きました。思っていたより見えるのでびっくり。これで撮像が向上すると良いのですが。
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アイピースケース

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特にこれといって特殊なこともないけれど、アイピースケースを作ってみた。ホームセンターでクッションケース980円。スポンジ付。蓋と本体の合わさるところには一応パッキンがついています。少しは防湿効果もあるのかな。お値打ちな感じがします。
アイピース、パラコア、自作レデューサーが収まります。真ん中の空いている部分に乾燥剤でも入れようかな。今まではタッパにゴロっと入れていただけだったのでこれで安心して運搬できます。
ケース表面はなぜかコールマンステッカー。望遠鏡メーカーのステッカーを入手したら張り替えよう。
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トラブル続出で撮影にならない新月

週末+好天+新月期 この3拍子揃うのってなかなかないので撮影に行かないわけにはいかないわけですが、なかなか難しいもので昨晩は全く撮影できる状態じゃありませんでした。
まずEQASCOMがまともに動かない。ゲームパッドを利用して操作するんだけども、スローイングの操作をしてもEQ6は動かずシーンとしたまま、んであれ?あれ?とボタンを押してると今度はジジジジジーッと動きっぱなしで望遠鏡はどんどん明後日の方向へ。導入どころの騒ぎではなくなり、元のシステムに戻して撮影しようと思ったら必要なものが揃っていなく撃沈。そんなことをあれこれしているうちにどんどん時間は過ぎ、空には雲が。
やけくそで撮ったM81、82。画角の確認程度。
81
この写真を撮った後、GINJI150FN主鏡押さえのネジが緩んでしまい、それを直そうと思って光軸ズレ。あーーーーってなりました。寒いし。その後撤収。
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木星 画像修正

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昨日の画像をもう少しいじってみました。色を強調するとノイズ出ちゃうし、ノイズ消そうとするとせっかくの縞模様がなくなっちゃうし。難しいところです。

それはそうと、昨晩GF3にて撮影を試みたんです。そしたら思わぬ発見が。これが良いことならOKなんだけど、そうでもなかった。
拡大率のことなんですが、再度EOSKissX4と、GF3の拡大撮影の合成焦点距離を測ってみたんです。
計算式は、(望遠鏡の焦点距離÷アイピースの焦点距離)×アイピースレンズ後端からCMOSまでの距離
X4  :(1200÷6)×60=12000mm
GF3 :(1200÷6)×42=8400mm
これを35mmフルサイズ換算すると
X4  =12000×1.6=19200mm
GF3  =   8400×2 =16800mm

なんということでしょう。フランジバック距離の関係でEOSKissX4の方が拡大率が大きいです。
で、実際撮影してみるとほとんど木星の大きさが変わっていなかったんです。直焦点撮影のときはダイレクトにCOMSサイズが影響するけども、拡大撮影のときはそうじゃないんですね。知らなかった。GF3を使えば大きく木星が捉えられると思っていたので残念です。T2スペーサーを挟んでもう少し拡大率を上げてみようかと考えてます。

年越し撮影 2013 その2

Smoku2
月に引き続き久しぶりの木星。大赤斑がお目見えしてました。ガリレオ衛星も。

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木星部分アップ。手持ちの拡大撮影機材だとこれが限界なので、次回はGF3で撮影してみよう。

年越し撮影 2013

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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今回珍しく、大晦日の夜から年明けにかけて撮影してました。月と木星。
上の写真はSE250N+パラコア、EOSKissX4、Registax処理です。我ながら綺麗に撮れた月のような気がします。Registaxのお蔭かな・・・。

今さらではありますが、家族にSE250Nの観望を見せてなかったので、プチ観察会でした。木星の大赤斑も見られたので良かった。本当はもっといろんな天体を見せてあげたいんですが、いかんせん市街地、月、南天しか見えない立地、諦めざるを得ませんでした。

少し撮影し、初詣へ。
平和な一年でありますように。

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