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あこがれのフルサイズ

ついにというか、ようやくというか、フルサイズ機を入手できました。
EOS 6D。KissX4と並べてみるとやはり大きさは感じます。ボディの大きさよりもレンズの大きさの方が差が激しいですかね。
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6Dの2種類のレンズキット、ボディのみ、どれにするか悩んだ結果、24-105のキットにしました。105ミリという焦点距離が欲しかったのと、新レンズのキットは予算的に厳しかったこともあります。
また、念願のコンタックスアダプターも試してみました。
結果として手持ちのすべてのレンズが使用できそうです。無限遠も問題ない感じ。
ちなみに試したレンズは以下5本。
Distagon28mm、F2.8
Distagon35mm、F1.4
Planar50mm、F1.4
Planar85mm、F1.4
Vario-Sonnar80-200、F4

Distagon35、F1.4が使ってみたかったので心配だったのですが、無事つかえたようでホッとしました。
撮影に持ち出すのが楽しみです。

NEW KDSマウント 改造の続き

最初からこうなることを予想していた気がしなくもないですが、やはりやってしまいました。

Kdsこれが→ Img_3424こうなって(前回) →

Img_3459こうなりました。

改造方法はこれといって特殊なことをしているわけではありません。L型のパーツを切断し、平らにした部分にM5ネジを切り、アリミゾマウントを固定しました。元々ついてるアリミゾマウントは固定ネジが1つだったので、ビクセンのプレートホルダーSXに変更しました。固定ネジは内側の2つの穴を利用してます。あと、天頂へ向けたときの三脚との接触を避けるため20mmほどスペーサーをかませてアーム部を伸ばしました。

Img_3453天頂へ向けてみたところ。

三脚に天頂ミラーなどが接触するため、完全に天頂を向く場合には三脚の位置を変えないといけないけれど、一応天頂までカバーできるようになりました。当然ながら回転軸上に鏡筒があるため、この位置にしてもズレてくるようなことは一切ありません。完全にフリーストップ化されました。なんで最初からこの設計にしなかったんだろう。

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反対側から見るとこんな感じ。ビクセン プレートホルダーSXとKenkoの標準のアリミゾマウントと比べるとビクセンは中抜きになってて軽量、Kenkoのはアルミ無垢材なので重いです。だからどうというわけではありませんが。

KDSマウントをこのように改造するのを、カメラをやる方々はジンバル化と呼んでいますが、天体的にみるとポルタ化といった感じでしょうか。ここまでやるならポルタを買った方が良いような気がします。室内で触ってみた感じでは、ほぼ問題ないと思いますが、三脚がちょっと頼りないことと、水平微動ダイヤルがアームに隠れて触りにくいことが気になります。この辺りは、また少しずつ手を入れていきたいと思います。

NEW KDS63-540 ゲット

Kds63540

先日、東和光機のガイド鏡を購入したばかりですが、Kenko NEW KDS63-540が格安で売られていたので購入した。
同じような焦点距離、口径の鏡筒ではあるが、今回はフリーストップ架台、三脚等がセットで売られていたので、どちらかというとその架台が欲しかった。
早速フルセット組み立ててみたけど、この架台どうなんでしょうね。ブログ等で記事をたくさん見かけたので分かっていて買ったのですが、全然だめです。天頂向けません。望遠鏡が垂れちゃうんです。左の状態がギリギリ。これ以上上を向けると、スーッときます。KDS2にすれば問題解決なんですが、それはセットで出てないんですね。というわけで改造前提での購入です。


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改造はこんな感じに。10mmのアルミ板をカット、穴あけ、タップ立て。天頂へ向けるように嵩上げと、後ろへ移動させました。アリ型マウントはLマウントを上下逆さまにして固定。鏡筒重心は上下の回転軸よりは高くなりますが標準よりは大分低くなります。

New KDS63-540をセットしてみました。
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ちょっとずれてますがほぼ天頂を向けても問題ないようです。後ろに下がった分、バランスが崩れるかと心配しましたが、それほどでもないようで、ホッとしました。しかし、今回この架台を購入したのは実はこの鏡筒を載せるためではないんです。SE120を載せたいんですねぇ。で、載せてみました。

Img_3415 Img_3419
架台が小さいので頭でっかちですが、問題なさそうです。ガタつくかと思っていましたが、回転のフリクション調節ネジを締めこんだらガタはほとんどありません。フリーストップは結構硬めです。
右の写真、これが限界。これ以上天頂を向くと最初みたいに垂れてきてしまう。天頂を向けるにはやはりKDS2のようにKDS2やポルタのように回転軸に直接アリ型マウントを固定する方法にしなければいけないようです。

いずれちゃんと改造するとして、とりあえずお気軽観望用の架台が出来上がりました。これは使いやすそうです。三脚も意外と丈夫だし。

謎のガイド鏡 ver.3 素性編

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先日購入したガイド鏡がどこの望遠鏡なのか、なんとなくわかってきました。
頼りにさせていただいたのはこちら→「古スコ広場」
古い望遠鏡に関する書き込みが多数されている掲示板です。管理人様はガラクマさん。
こちらに書き込ませていただきまして、管理人様他、多数の方々に情報をいただきました。本当にありがたかったです。
で、無理やり結論付けちゃうんですが、東和光器製作所の望遠鏡、でした(と思う)。東和光器は様々なメーカーにOEMで望遠鏡を制作していた会社で、海外にもその名は知られているようです。で、結論に至った理由は以下2点です。

1、サークルTマークがある
2、東和光器の他の望遠鏡とパーツ類が酷似している。

1番のサークルTは他のメーカーも使っているようなので、不安な部分ではあります。
うちの鏡筒についている銘板の上の方が隙間が空いているんですが、この部分に各メーカーのロゴが入るのでしょうね、きっと。自社ブランドの製品にはTOWAのロゴが入ってますから、この鏡筒はどこ向けだったんでしょう・・・。疑問が残る部分です。

しかし、古スコ掲示板では同鏡筒で撮影した月の画像も添付していただきました。なかなか良い子そうなので私もこの鏡筒で一度撮影してみたいと考えています。

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