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NEW KDSマウント 改造の続き

最初からこうなることを予想していた気がしなくもないですが、やはりやってしまいました。

Kdsこれが→ Img_3424こうなって(前回) →

Img_3459こうなりました。

改造方法はこれといって特殊なことをしているわけではありません。L型のパーツを切断し、平らにした部分にM5ネジを切り、アリミゾマウントを固定しました。元々ついてるアリミゾマウントは固定ネジが1つだったので、ビクセンのプレートホルダーSXに変更しました。固定ネジは内側の2つの穴を利用してます。あと、天頂へ向けたときの三脚との接触を避けるため20mmほどスペーサーをかませてアーム部を伸ばしました。

Img_3453天頂へ向けてみたところ。

三脚に天頂ミラーなどが接触するため、完全に天頂を向く場合には三脚の位置を変えないといけないけれど、一応天頂までカバーできるようになりました。当然ながら回転軸上に鏡筒があるため、この位置にしてもズレてくるようなことは一切ありません。完全にフリーストップ化されました。なんで最初からこの設計にしなかったんだろう。

Img_3455

反対側から見るとこんな感じ。ビクセン プレートホルダーSXとKenkoの標準のアリミゾマウントと比べるとビクセンは中抜きになってて軽量、Kenkoのはアルミ無垢材なので重いです。だからどうというわけではありませんが。

KDSマウントをこのように改造するのを、カメラをやる方々はジンバル化と呼んでいますが、天体的にみるとポルタ化といった感じでしょうか。ここまでやるならポルタを買った方が良いような気がします。室内で触ってみた感じでは、ほぼ問題ないと思いますが、三脚がちょっと頼りないことと、水平微動ダイヤルがアームに隠れて触りにくいことが気になります。この辺りは、また少しずつ手を入れていきたいと思います。

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コメント

 こんばんはugaliさん。
 いい感じに仕上がりましたね、確かにポルタのように見えなくもないですが、やはり、自分で手を加えてやると今後の愛着が違いますよ。それにさらに手を加えていくとのことで、いろいろ楽しめそうですね。
 これくらいの経緯台って使いかってが良さそうです。自宅でのちょい観や、写真撮影の合間に観視も楽しめますし、ちょっとプレートを加工して双眼鏡も楽しめそう。・・・・いいなあ~。
 

よつばさん、こんばんは。
我ながら、仕上がりは中々良いんじゃないかと思っています。確かに自分で改造すなどして手を入れると愛着はわきますね。KDSの良いところは、気軽に手を入れられるのも一つある気がします。
双眼鏡に対応するL型プレートが各社から発売されているので、その辺も検討していました。よつばさんの言われる「自宅でのちょい見」、まさにこれがしたくて入手したようなものです。もしかしたら自分の機材で一番使うことになるのかな?

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