NEW KDS63-540 ゲット
先日、東和光機のガイド鏡を購入したばかりですが、Kenko NEW KDS63-540が格安で売られていたので購入した。
同じような焦点距離、口径の鏡筒ではあるが、今回はフリーストップ架台、三脚等がセットで売られていたので、どちらかというとその架台が欲しかった。
早速フルセット組み立ててみたけど、この架台どうなんでしょうね。ブログ等で記事をたくさん見かけたので分かっていて買ったのですが、全然だめです。天頂向けません。望遠鏡が垂れちゃうんです。左の状態がギリギリ。これ以上上を向けると、スーッときます。KDS2にすれば問題解決なんですが、それはセットで出てないんですね。というわけで改造前提での購入です。
改造はこんな感じに。10mmのアルミ板をカット、穴あけ、タップ立て。天頂へ向けるように嵩上げと、後ろへ移動させました。アリ型マウントはLマウントを上下逆さまにして固定。鏡筒重心は上下の回転軸よりは高くなりますが標準よりは大分低くなります。
New KDS63-540をセットしてみました。
ちょっとずれてますがほぼ天頂を向けても問題ないようです。後ろに下がった分、バランスが崩れるかと心配しましたが、それほどでもないようで、ホッとしました。しかし、今回この架台を購入したのは実はこの鏡筒を載せるためではないんです。SE120を載せたいんですねぇ。で、載せてみました。
架台が小さいので頭でっかちですが、問題なさそうです。ガタつくかと思っていましたが、回転のフリクション調節ネジを締めこんだらガタはほとんどありません。フリーストップは結構硬めです。
右の写真、これが限界。これ以上天頂を向くと最初みたいに垂れてきてしまう。天頂を向けるにはやはりKDS2のようにKDS2やポルタのように回転軸に直接アリ型マウントを固定する方法にしなければいけないようです。
いずれちゃんと改造するとして、とりあえずお気軽観望用の架台が出来上がりました。これは使いやすそうです。三脚も意外と丈夫だし。
« 謎のガイド鏡 ver.3 素性編 | トップページ | NEW KDSマウント 改造の続き »
「天体機材」カテゴリの記事
- NEW KDSマウント 改造の続き(2013.02.07)
- NEW KDS63-540 ゲット(2013.02.03)
- 謎のガイド鏡 ver.3 素性編(2013.02.01)
- ガイド鏡 ver3(2013.01.18)
- アイピースケース(2013.01.15)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
こんばんはugaliさん。
私もこの架台が欲しかったんですよ~。自宅でのお手軽観測にはもってこいだし、ガイドマウントにも使えないかな~なんて思っていたんです。見た目SE120はキツイかなと思ったのですが、大丈夫なんですね。すごい。
でもugaliさん、望遠鏡が増えすぎて、そのうち置くところがなくなってしまうのでは?(笑)
投稿: よつば | 2013年2月 3日 (日) 19時28分
よつばさん、こんばんは。
KDSマウントをガイドマウントにしてる方もいらっしゃるようですね。考えてみらたら微動付きだし、良さそう。僕もその方法も考えてみようかな。
SE120搭載OKというのはちょっと使ってみないと何とも言えませんけどね。使っている最中にボキッなんてこともあるかもしれません。ちょっと乗っけただけでは予想外に丈夫だったので驚きました。
置き場所・・・、確かにそうですね。置き場所もそうですけど「どの鏡筒で何をするか」っていうことが分からなくなりそうな気がしています。今回架台目的でこのセットを購入したわけですが、思いのほかKDS鏡筒の作りが良かったものですから、仕舞っておくのが勿体ない気がしてるんですよ。かといって眼視ではSE120の口径にはかなわいだろうしと、あれこれ考えてしまいます。
投稿: ugali | 2013年2月 3日 (日) 22時09分