久しぶりの撮影
めちゃくちゃ久しぶりに撮影に出かけました。
めちゃくちゃ久しぶりに撮影に出かけました。
週末+好天+新月期 この3拍子揃うのってなかなかないので撮影に行かないわけにはいかないわけですが、なかなか難しいもので昨晩は全く撮影できる状態じゃありませんでした。
まずEQASCOMがまともに動かない。ゲームパッドを利用して操作するんだけども、スローイングの操作をしてもEQ6は動かずシーンとしたまま、んであれ?あれ?とボタンを押してると今度はジジジジジーッと動きっぱなしで望遠鏡はどんどん明後日の方向へ。導入どころの騒ぎではなくなり、元のシステムに戻して撮影しようと思ったら必要なものが揃っていなく撃沈。そんなことをあれこれしているうちにどんどん時間は過ぎ、空には雲が。
やけくそで撮ったM81、82。画角の確認程度。
この写真を撮った後、GINJI150FN主鏡押さえのネジが緩んでしまい、それを直そうと思って光軸ズレ。あーーーーってなりました。寒いし。その後撤収。
昨日の画像をもう少しいじってみました。色を強調するとノイズ出ちゃうし、ノイズ消そうとするとせっかくの縞模様がなくなっちゃうし。難しいところです。
それはそうと、昨晩GF3にて撮影を試みたんです。そしたら思わぬ発見が。これが良いことならOKなんだけど、そうでもなかった。
拡大率のことなんですが、再度EOSKissX4と、GF3の拡大撮影の合成焦点距離を測ってみたんです。
計算式は、(望遠鏡の焦点距離÷アイピースの焦点距離)×アイピースレンズ後端からCMOSまでの距離
X4 :(1200÷6)×60=12000mm
GF3 :(1200÷6)×42=8400mm
これを35mmフルサイズ換算すると
X4 =12000×1.6=19200mm
GF3 = 8400×2 =16800mm
なんということでしょう。フランジバック距離の関係でEOSKissX4の方が拡大率が大きいです。
で、実際撮影してみるとほとんど木星の大きさが変わっていなかったんです。直焦点撮影のときはダイレクトにCOMSサイズが影響するけども、拡大撮影のときはそうじゃないんですね。知らなかった。GF3を使えば大きく木星が捉えられると思っていたので残念です。T2スペーサーを挟んでもう少し拡大率を上げてみようかと考えてます。
前回撮影した時にPHD Guiding、インターバルタイマーなどが調子悪かったので再度テストしてみた。
結局正規版のバージョンアップをしてなかったんでダメだったようです。ver1.14にしてOKでした。インターバルタイマーは設定を修正してOK。
それにしても今日は風が強かった。まるで台風。遠征しようと思ったけど、月も出てることだし、自宅での撮影にしました。実際にはまともに撮影出来たのはなかったんですが何も掲載しないのもさみしいので1枚だけ。
おとめ座銀河団のNGC4461周辺。
今回はユニバーサルパラコアを使ってるので焦点距離は1.15倍の690mm、f4.6です。ISO3200 30秒×2枚。
当たり前ですが自作レデューサーよりコマ収差は抑えられています。ゴーストもなさそう。
早く本気撮影に行きたいです。
せっかくの新鏡筒、GINJI150-FNを使わないのがもったいなくて、平日にもかかわらず引っ張り出して撮影しました。ファーストライトです。光軸修正をそこそこに済ませ、撮影しました。
突っ込みどころ満載だとは思いますが、アップしました。トリミングしてません。左側にミラーの影が出てたり、かぶってたり色々。
ISO3200、30秒、3枚です。合計1分30秒でここまで写ることにまず驚きました。SE120のときに作ったケンコークローズアップレデューサーNo.4をレデューサーとして使用してます。合成焦点距離は0.86倍相当だと思うので、今回の焦点距離は516mm程度。f値は3.44。
鏡筒についてですが、ピントがシビアだとは思っていたんですが、CRフォーカサーが非常~に使いにくいです。調整が下手なのかもしれませんが、どうもうまくいきません。2つのネジの締め具合がさっぱりわからない。そのほかはまだこれからって感じ。
あと今回PHD Guidingが不調でガイドできませんでした。新鏡筒で慣れないうえにガイドシステムが足を引っ張ってはうまく撮れるわけはありません。また修行のしなおしと思うと頭が痛いですが、この短時間露光での結果をみると、じっくり撮影するのがとても楽しみになってきました。はやいとこ軌道に乗せられたらいいなぁと思う次第です。
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